ビジョンブック
3/24

長野県知事阿 部 守 一 私たちは今、時代の大きな転換点に立っています。 気候変動とそれに伴う災害の激甚化・頻発化、急激な少子化・人口減少とそれに伴う産業や地域の担い手不足など、地球環境や地域社会の持続可能性を危うくする様々な課題が顕在化しています。 一方で、デジタルトランスフォーメーションをはじめとする技術革新が急速に進展するとともに、コロナ禍などを契機として人々の価値観やライフスタイルにも大きな変化が生じています。 こうした状況の中、環境と社会、経済が調和的に発展するとともに、人権や多様性が尊重され、誰もがその能力を十分に発揮できる、本当の意味で「ゆたかな社会」を築いていくためには、今までの発想にとらわれることなく、社会経済システムを大胆に変革していかなければなりません。 しあわせ信州創造プラン3.0(長野県総合5か年計画)、「ゆたかな社会」の実現に向けた大変革への挑戦が今始まります。県民の皆さん、次代を担う若い世代の皆さん、新しい時代を、ここ信州から共に創っていきましょう。03大変革への挑戦「ゆたかな社会」を実現するために

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る