計画書(全体版)
96/302

第4編施策の総合的展開第2章 施策の総合的展開 3 快適でゆとりのある社会生活を創造する88信州まつもと空港と定期便リニア中央新幹線©JR東海I 施策の展開◆高規格道路等、道路ネットワークの整備の推進○ 中部横断自動車道・中部縦貫自動車道・三遠南信自動車道・松本糸魚川連絡道路等の高規格道路のミッシ・ リニア中央新幹線の整備効果を最大限に活かし、県内への波及を進めるため、「伊那谷交流圏*」及び「リニア3駅活用交流圏*」の構築により、スーパー・メガリージョン構想*が目指す知的対流の創出・強化や新たな価値創造を図り、グローバルな人の流れを引き寄せる取組を推進する必要があります。・ 鉄道は、通勤・通学など日常生活に欠かすことのできない交通手段であるとともに、観光・経済の面でも重要な役割を果たしています。北陸新幹線の整備効果を県内に広く波及させるためにも、その利便性向上に取り組んでいく必要があります。ングリンク*解消やスマートICの整備により、観光振興、産業発展を促進○ 道路ネットワークの整備により、都市と地方の交流を促進するとともに、鉄道駅・空港・観光地・工業団地等へのアクセス性の向上、渋滞の解消や地域の生活を支える道路網を形成◆ 信州まつもと空港の利便性向上と更なる活性化の推進○ 航空会社との積極的な交渉や就航支援、更に地域住民の理解により、沖縄便などの国内路線の拡充や東アジアに向けた国際路線の新規開拓を推進○ 既存路線を活用した国内外路線への乗継利用の促進により、信州まつもと空港を基点とした航空ネットワークを形成○ 運航会社、運航支援会社等の需要把握や空港の受入環境整備を進めることにより、観光や商用を目的としたビジネスジェット*の受入れを促進○ 民間が有する資金やノウハウ、省エネ技術の活用などによる新たな運営方式を導入した、空港の利便性向上や運営の効率化、賑わいの拠点づくりなどの機能強化、空港の脱炭素化を推進○ 空港関連事業者との協力や連携により、信州まつもと空港を拠点とした二次交通*の充実、人を呼び込む空港情報の発信強化を推進◆リニアを活かした地域づくりの推進○ リニア中央新幹線期成同盟会の沿線10都府県で一体となり、JR東海や国に対する要請活動や働きかけを強化することにより、リニア中央新幹線全線の早期かつ安全な整備を促進○ リニア中央新幹線が開業する機会を捉え、市町村や民間団体等との連携を強化し、大都市圏にはない地域の特性を活かした魅力を分かりやすく発信することにより、つながり人口*を創出・拡大○ 整備効果を広く県内に波及させるため、リニア関連道路整備やスマートICの整備を推進するとともに、長野県駅(仮称)からの広域二次交通*の利便性を確保○ リニア中央新幹線の開業にかかる周辺地域の課題を発信し、解決に取り組む県内外の企業とマッチングを行うことで、地域との共創によるビジネス展開を図り、地域に貢献する高付加価値企業やクリエイティブな人材をリニアバレーに誘致

元のページ  ../index.html#96

このブックを見る