第4編施策の総合的展開第2章 施策の総合的展開 3 快適でゆとりのある社会生活を創造する84ICTを活用した教育○ 女性を対象にデジタル分野の知識を習得するための環境を整備し、女性のデジタル分野への労働移動を促進するとともに就業機会を創出○ リカレント*講座を開設する県内大学や専門学校等への支援や、多様なリスキリング*の機会の提供により、デジタル分野をはじめとした社会人の学び直しを促進○ 農業大学校、林業大学校において、スマート農林業など実践的で魅力あるカリキュラムを実施することにより、本県の次世代の農林業を担う人材を育成○ 信州ならではの魅力に触れながら仕事をする豊かなライフスタイル「信州リゾートテレワーク」の場の提供・PRにより、新たな人の流れやビジネスの創出につなげ、地域の活性化に寄与○ IT企業・人材への住宅の提供やオフィス設置への支援などを通じたトライアル移住・創業支援により、クリエイティブ人材の誘致・定着を推進○ デジタル化・グリーン化など時代の変化を見据えた高等教育の振興を図るため、県内にない学部・学科を中心とした大学等の立地を促進するほか、既存大学の学部再編・新設等を支援◆誰もがデジタル化の恩恵を享受でき、誰一人取り残されないための取組○ ICT*(情報通信技術)の活用により、障がい者のテレワークや日常生活の利便性向上を支援○ 個々の認知や発達の特性を把握するアセスメント方法や、デジタルも活用した学習支援方法を研究することにより、学びづらさを抱える多様な児童生徒の学びを充実○ 児童生徒の個々の障がい特性や発達段階に応じ、ICT*(情報通信技術)やテクノロジーを活用して活動や生活がより良くなるよう支援するAT(アシスティブ・テクノロジー)*の効果的な活用と有効な支援・指導方法の蓄積・共有により、個の教育的ニーズに応じた学びや情報保障を推進○ 先端的な教育ソフトウェア・教材や、学習状況を即時的に把握し指導改善につなげるシステムを活用するとともに、ICT*(情報通信技術)の効果的な実践例を横展開することで、ICT*(情報通信技術)を活用した学びを推進○ スマートフォンの基本的な扱い方及びスマートフォンを使用した行政手続等に関する助言や相談を行う講習会の開催により、デジタル活用に不安のある高齢者等を支援○ 社会教育施設におけるデジタル基盤の整備や情報活用に関する格差(デジタルデバイド*)解消に向けた取組を進め、誰もがICT*(情報通信技術)を活用した学びの機会を得られる環境を充実◆先端技術等の早期導入へのチャレンジ○ 山岳県である「強み」を活かし、交通等における「弱み」を解決するため、また、新たなしごと・雇用を創出し得る候補として、エアモビリティ(空飛ぶクルマやドローン)の活用を通じた地域の魅力向上・発信及び地域課題の解決に挑戦○ 長時間洪水予測システムの活用により、防災対応の高度化の実現に挑戦○ メタバース*などの先端技術に対応するため県組織の見直しを検討するとともに、県内外の大学や企業との連携により、それら先端技術の県内への早期導入の実現に挑戦
元のページ ../index.html#92