第4編施策の総合的展開第2章 施策の総合的展開 3 快適でゆとりのある社会生活を創造する83スマート林業(ドローンによる調査)○ 遠隔医療や患者情報の共有をはじめとした医療分野におけるICT*(情報通信技術)活用により、質の高い医療を効率的に提供○ AI*(人工知能)を活用したながの結婚マッチングシステムの利用者を拡大することにより、結婚を希望する若者の出会いを応援○ 電子図書館サービスの充実や図書館や博物館資料等のデジタル化・オープン化の推進等により、全ての県民にとって学びにアクセスしやすい環境を充実○ 介護職員の負担軽減、雇用管理改善及び離職防止のため、介護事業者による介護ロボット及びICT*(情報通信技術)導入を支援○ AI・IoT等先端技術利活用支援拠点の活用により、工場のスマート化を促進○ スマート農業*技術の実装支援や農村のDX*により、農業の担い手や施設管理者が減少しても、効率的で、安全な農業を維持○ スマート林業*の実装支援や林業のDX*により、ドローン等による森林資源の的確な把握やデジタル技術を用いた木材生産・流通の効率化を推進○ ICT*(情報通信技術)活用工事の実施やBIM/CIM*の活用による建設現場での生産性向上や、入札参加資格審査システムの統合による入札事務の効率化を推進○ 長野県観光機構を中心に、観光に関するデータの収集・分析・共有を行うことのできるシステムを構築し、観光事業者等が行うデジタルマーケティングを支援◆ハード・ソフトのデジタル基盤の整備○ 県及び県内の全市町村等から構成される長野県先端技術活用推進協議会の枠組みを活用した情報システム共同利用等の県・市町村の協働の取組により、各市町村における個別の状況にも配慮しながら、全県的なDX*の取組を推進○ ニーズが高い行政手続等からオンライン化の取組を実施するとともに、公金収納においてキャッシュレス決済を導入するなど、収納方法を多様化○ 県と市町村を結ぶ高速情報通信ネットワークなどの安定的な運用と幅広い利活用を推進するとともに、同ネットワークなどの更新に当たっては、新技術などを踏まえ検討・開発を実施○ 県や市町村が保有するデータを収集し統一形式に変換・集約する「データ連携基盤*」を運用し、県内外の事業者・研究機関等のデータ利活用を促進することで、県民生活の向上に資する新たなサービスを創出○ 県内路線バスの時刻や経路等に関する情報を国が定めるデータ形式で整備し、経路検索サービス等で検索できる環境を整備○ 供給量の変動が大きい再生可能エネルギーの導入拡大に向け、スマートメーターの普及促進や、県有施設におけるデマンドレスポンス*の導入を検討○ AI*(人工知能)・IoT*(モノのインターネット)等の先端技術を活用した発電施設の監視強化や流入予測システムの利用等による施設の維持管理の効率化・高度化を推進○ 県有施設への5Gアンテナ基地局等設置に関するワンストップ窓口(通信事業者とのマッチング窓口)の運営などにより、県内の5G普及を促進 ◆デジタル人材の育成・確保○ 工科短期大学校の「デジタル人材育成拠点」としての機能強化や、地域企業及び高等学校との連携による5年間の教育モデル(信州P−TECH)等の取組により、デジタル分野の先端技術を現場に応用できる人材を育成
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