第4編施策の総合的展開第2章 施策の総合的展開 2創造的で強■な産業の発展を支援する76(2017〜2021年度平均)49歳以下の新規就農者数[高齢化による今後5年間の経営体数の減少見込みを補うために必要な新規就農者数を設定]林業事業体に新たに雇用された者と創業により林業に新たに参入した者の合計[現状の新規林業就業者数等を基に今後の施策効果等を勘案して目標を設定]I 達成目標I 現状と課題・ 人口減少と少子高齢化の進行により、地域の建設業や農林業など、暮らしの基盤を支える産業における担い手不足の深刻化が懸念されていることから、担い手の育成と確保・定着を支援していく必要があります。I 施策の展開 ◆地域の建設業等における担い手確保と育成の推進 ○ 優良技術者や木造建築物の表彰、総合評価落札方式での若手技術者の評価拡大により、建設工事・業務の2−3 地域に根差した産業を活性化させる地域の建設業等における担い手の確保の推進【めざす姿】 地域の建設業や農林業など、暮らしの基盤を支える産業の担い手が安定的に確保、育成されています。 指標名新規就農者数(49歳以下)(農政部調)新規林業就業者数(林務部調)技術者の資質向上や育成を推進○ 女性技術者等の誰もが活躍できる環境づくりやBIM/CIM*の活用など建設DX*による建設現場での生産性向上により、建設産業の担い手確保を推進○ 現場研修や職場体験、大工技能者の実習派遣など建設産業団体及び教育機関と連携し、建設産業の魅力を伝え、次世代の担い手となる中学生・高校生の県内建設産業への就業を促進○ 施工時期等の平準化と適正な工期設定により、建設産業の働き方改革を推進○ 就業前の教育、就業相談、知識技術の習得支援などにおける、就農希望者の習熟度に応じた体系的な支援や、県内農業をけん引する大規模経営体(トップランナー)*の育成などにより、農村を支える人材を裾野からトップランナーまで幅広く育成○ 信州農ある暮らしアドバイザーなどによる相談活動や栽培セミナーの実施など、農ある暮らし*のサポートを拡充することにより、農地の有効利用を促進し、農村コミュニティを拡大○ 中高生等を対象とした農業版のキャリア教育*などにより、農業を身近な職業選択肢とする意識を醸成○ 中核的事業体に加え、個人事業体などの小規模な事業者に対する人材確保対策、新規就業につながり得る潜在的な就業希望者の拡大に取り組み、林業就業者の確保を推進○ 林業における労働安全、事業の合理化、雇用管理の改善を一体的かつ総合的に推進し、林業従事者が安心して働ける環境を創造○ 技術専門校において、若者や求職者を対象に職業訓練を実施することにより、地域産業の担い手となる人材を育成○ 早い段階から地域の企業や産業の魅力を知るための講座の実施により、地域産業での就業を促進現 状212人/年(2021年度)99人/年目 標215人/年(2027年度)120人/年(2027年度)備 考
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