計画書(全体版)
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第4編施策の総合的展開第2章 施策の総合的展開 1 持続可能で安定した暮らしを守る58○ 災害派遣医療チーム(DMAT、ディーマット)の計画的な養成や災害派遣精神医療チーム(DPAT、ディーパット)の整備などにより、災害医療提供体制を充実○ へき地医療拠点病院からの医師派遣や病院・診療所の整備により、へき地医療提供体制を確保○ へき地・中山間地域等における受診機会を確保するため、オンライン診療を普及定着○ 遠隔医療や患者情報の共有をはじめとした医療分野におけるICT*(情報通信技術)活用により、質の高い医療を効率的に提供○ 訪問診療や往診、在宅看取りを実施する医療機関等への支援や多職種連携のための研修、県民への普及啓発などにより、在宅医療を推進○ 信州大学及び長野県立病院機構と連携し、医療資源の限られた地域における診療体制を確保するとともに、小児・精神などの分野での高度・専門医療を充実○ 今後起こりうる新興感染症等のまん延に備えるため、感染管理認定看護師の養成支援など、感染症に対応できる医療従事者の確保に努めるとともに、関係機関等と連携した医療提供体制の構築を検討○ 周産期医療機関が相互に連携・協力する「周産期医療システム」による母体・新生児の搬送体制の確保、周産期母子医療センターへの運営費補助により、周産期の医療提供体制を維持○ 夜間の子どもの病気やけがに対応するための電話相談(#8000)、センター方式による休日夜間急患センター等への運営費補助により、小児初期救急医療体制を維持○ すべての二次医療圏*に整備されたがん診療連携拠点病院等*との連携により、がん治療が受けられる体制を維持○ 脳卒中、心臓病その他の循環器病の患者に対して、病期に応じて適切な医療、介護サービスが提供される体制を整備○ 関係機関と連携し、がん、循環器疾患、難病等の疾病と診断された後の相談支援体制を整備することにより、患者の治療と仕事の両立を支援○ 緊急に医療を必要とする精神障がい者等に関する相談や医療の連携を推進し、精神科救急医療体制を充実○ アルコール健康障害、薬物依存症、ギャンブル等依存症に関する「依存症専門医療機関」の指定を進め、依存症医療提供体制を充実○ 増加する児童・思春期、青年期の精神疾患に対応するため、「子どものこころ総合医療センター(仮称)」の設置検討を進め、医療体制を充実強化○ 発達障がい診療に携わる医師の確保・育成体制の整備、かかりつけ医の対応力の向上等により、発達障がい診療体制を充実するとともに、発達障がい児者を地域で支えるための医療・教育・福祉・保健等が連携したネットワークづくりを推進○ 医療機関や患者会等と連携し、難病患者への相談体制や医療提供体制を整備することにより、難病患者の療養生活を支援○ 医科歯科の連携強化により、生活習慣病等の口腔及び全身管理が必要な患者に対する歯科口腔医療提供体制を充実○ 子どもや障がい者、ひとり親家庭等が安心して医療機関を受診できるよう、医療費負担を軽減◆地域包括ケア体制の確立○ 医療・介護・生活支援などの各サービスが地域の中で切れ目なく提供される地域包括ケア体制の確立を支援○ 地域包括ケア体制の構築状況を見える化し、市町村が客観的に評価できるように支援○ 高齢者の在宅での生活・療養を支えるため、高齢者からのニーズの高い移動サービスの構築や、市町村の在宅医療・介護連携の取組を支援○ 中山間地域の介護サービスの確保や24 時間在宅ケアの仕組みづくりを支援○ 特別養護老人ホームなどの施設の整備や高齢者の多様な住まい方への支援を通じ、安全・安心な生活を確保○ 利用者が安心してサービスを利用できるよう、介護保険制度の適切な運営を支援○ 高齢者虐待への対応力向上研修の実施などにより、市町村や施設等における高齢者虐待対応の体制充実を支援

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