計画書(全体版)
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第4編施策の総合的展開第2章 施策の総合的展開 1 持続可能で安定した暮らしを守る45長野県版レッドリスト生き物親子学習会(2021年度)(2027年度)市民団体と環境意識の高い企業等が協働して生物多様性の保全活動に取り組む協定の締結数(累計)[現状の協定数の倍増を目標として設定]県内の自然公園(国立・国定・県立)の年間利用者数[直近5年間の最大値を上回ることを目標に設定]I 達成目標I 現状と課題・ 豊かな自然環境とのふれあいを楽しむため、多くの人々が本県を訪れる一方で、里山や草原の利用・管理の衰退などにより野生動植物の生息環境が悪化し、生物多様性に危機が及んでいます。こうしたことから自然環境の保護と適正な利用の両立を図ることが必要です。I 施策の展開◆生物多様性・自然環境の保全の推進○ 絶滅のおそれのある野生動植物の生息・生育情報を発信するため、「長野県版レッドリスト」を改訂○ 生物多様性の意義を社会に浸透させるため、生物多様性に関する学習会や自然体験活動を充実○ 野生鳥獣による農林業被害や生態系への影響等を軽減するため、適切な個体数管理、集落周辺での緩衝帯人と自然が共生する社会の実現【めざす姿】 自然環境の保全と適切な利用により、美しく豊かな自然と多様な生態系が維持されています。指標名生物多様性保全パートナーシップ協定締結数(累計)(環境部調)自然公園利用者数(環境部調)の整備や侵入防止柵の設置など地域の実情に応じた対策により、野生鳥獣との共存を推進○ 民間からの寄附金を活用した山岳環境の保全や、企業や保全団体等の多様な主体と連携して行う生物多様性の保全を推進○ 自然環境の一層の保全と自然公園のブランド力向上のため、御嶽山の国定公園化を推進○グリーンインフラ*に配慮した河川整備・管理により、良好な河川環境を保全・創出現 状17件2,304万人(2021年)目 標34件3,820万人(2027年)備 考

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