計画書(全体版)
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第1編現状と課題第3章 長野県の特性17公民館活動信州型自然保育(信州やまほいく)3 長野県勢大観(昭和4年、長野県編纂・長野県統計協会発行)4 平成30年度 社会教育調査(文部科学省。博物館・美術館数は博物館法による登録博物館、博物館相当施設、博物館類似施設の合計)第3章 長野県の特性1 学びの風土と自主自立の県民性本県では、江戸時代に庶民教育を担った寺子屋における学び、明治維新後に住民の寄附により建築された学校における学び、戦前には日本一の数を誇った私立図書館3における学びのほか、戦後の公民館活動や各地の夏期大学の学びなど、教育を大切にする風土と県民性が受け継がれています。2 自立分散型の県土3 変化に富んだ豊かな自然環境博物館・美術館数や公民館数が全国一多く4、人口当たりの図書館数も全国有数であるなど、すべての世代が学べる環境が整い、生涯学習が地域に根付いています。豊かな自然環境を生かし、子どもが本来持っている自ら学び、成長しようとする力を育む信州型自然保育(信州やまほいく)*をはじめ、佐久地域における私立の全寮制インターナショナルスクールやイエナプラン*教育校、幼小中一貫校など、特色ある学びの場や教育の選択肢が広がっています。また、公民館や自治会の活動を通じて、地域住民が自ら文化行事の運営や地域課題の解決に取り組んでいます。また、地域の強い絆は「白馬の奇跡*」に見られる災害時の助け合いにつながっているほか、消防団・自主防災組織の活動により自らの地域は自らで守るなど、自主自立の県民性が根付いています。広大な県土の中に全国で2番目に多い77もの市町村があります。それぞれの市町村が地域の資源や特色を最大限に生かしながら、住民が誇りと愛着を持って暮らし、訪れた方が魅力を感じられる地域社会を構築しています。小規模市町村が多い本県においては、全国的にも例がない形で県内10圏域すべてに広域連合が設置され、すべての市町村が加入しているほか、連携中枢都市圏*・定住自立圏*などの取組により市町村同士が強く連携することで、持続可能な地域づくりが進められています。また、全国最多の8県に隣接している本県では、隣県の市や村と定住自立圏*を形成するなど、それぞれの地域が隣県も含めた独自の生活・経済圏を発展させ、分散型の県土を形づくっています。県土の約8割を森林が占め、清浄な水や空気に恵まれているとともに、南北に長く、急峻な地形で、山々

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