計画書(全体版)
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第6編地域計画218県立大CSIによる探究的な学びの支援(飯山高校)1 北信州に生まれ・育ち・集まる人々が、交流し活躍する暮らしの推進地域のめざす姿地域重点政策豊かな大地と自然に恵まれたふるさと雪とともに暮らす北信州 I 取組内容●郷土愛を育み、子育て世代が安心して暮らせる地域づくりの推進・ 県立高校において地域の文化や産業等を学ぶふるさと教育を進めるとともに、新しく設置が進められている中野総合学科新校(仮称)を含め、地域課題に向き合う人材を育成・ 北信州で生まれ育った住民だけでなく、この地域に愛着を感じ訪れる人達も、ふるさと北信州を愛し、この地域で過ごし、交流が生まれています。・ 高い生産技術により、米・果樹・きのこなどの一大産地として発展するとともに、温泉・スノーリゾートや夏のアウトドアなどの観光資源の魅力向上を図り、一年を通じて活気にあふれています。・ 人々の暮らしに必要な生活基盤が整っており、全国有数の豪雪地帯であっても、高齢者から子どもまで、地域に根差した生活が営まれています。自然に恵まれ、故郷の原風景が広がる唱歌「ふるさと」にも唄われた北信州で、郷土愛にあふれた子どもを育むとともに、移住からつながり人口*の創出まで、この地域に愛着を感じる人々が集い、若者が定着するよう支援します。I 現状と課題・ 人口減少に加え、地域を支える人々の高齢化、若年層の減少が進み、空き家の増加や集落機能の低下を招いています。・ 地域内に高等教育機関がなく、進学に伴い一定の若年層が地域を離れてしまうため、故郷北信州の魅力、郷土愛を育むためのふるさと教育の一層の充実が求められています。・ 地域活性化と地元への定着が期待される地域おこし協力隊*へは、地域の課題に挑む活動と定着に向けた、積極的な支援が求められています。・ ICT*(情報通信技術)の技術進歩により柔軟な働き方が選べるようになり、世界中から人々が集い、雄大な自然に抱かれた北信州での生活が注目されています。・ 安心して子どもを産み、地域で健やかに育てられる環境をつくるため、関係機関と行政の情報の共有により連携を図り、地域課題や住民のニーズに即したサービスの提供を推進・ 市街地道路の利便性向上や歩行者空間の確保等による魅力ある街並みづくりと通学児童・生徒の安全確保を推進●若者の定着に向けたキャリア教育*や起業、就労の場の確保の推進・ 県立高校において、地域の農業や産業と連携し、生徒が自ら問いを立てチームで協働しながら解を見つけていく「探究的な学び」を推進10北信地域

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