計画書(全体版)
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第6編地域計画9 長野地域 212浅川排水機場1 大規模災害の経験を生かし「自然災害に強い持続可能な長野地域」をつくる地域のめざす姿地域重点政策人が集い活力あふれる「中核的都市圏・長野」I 現状と課題・ 自然災害が激甚化・頻発化していることから、治水・治山などのI 取組内容●防災・減災による安全安心な地域づくり・国・県・流域市町村が連携した「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」の着実な推進・「防災・減災、国土強■化のための5か年加速化対策」などを活用した社会基盤整備の推進・既存ストックを有効活用した砂防・治山など老朽施設の計画的な更新、機能強化・防災重点農業用ため池の耐震化・河川水位やライブ映像などリアルタイム情報の提供体制の充実・土砂災害専門家(赤牛先生)の活用などによる防災意識の向上や地域防災リーダー育成の支援・ 若穂スマートIC(仮称)や県道三才大豆島中御所線(北長池〜大豆島)の四車線化などの生活と経済を   大規模災害や新型コロナウイルス感染症の経験を十分生かし、地域のポテンシャルを最大限発揮できるよう、長野地域連携中枢都市圏(以下「連携中枢都市圏*」という。)の取組と足並みを■えて人が集い活力あふれる「中核的都市圏・長野」を目指します。・ 令和元年東日本台風災害の経験を生かし、ハード・ソフトの両面で減災に向けた取組が進展するとともに、気候危機突破のための脱炭素社会の実現に向けた取組が進んでいます。・ 新型コロナウイルス感染症の拡大による人々の価値観・行動の変化や地方回帰の流れを踏まえ、誰もが自分らしく生きることができ、移住先としても選ばれる地域となっています。また、地域の中で医療・介護を受けられる体制が維持され、日ごろからの健康づくりにより、安心して暮らせる地域が実現しています。・ 少子高齢化が進み、人口が減少する中にあっても、デジタル技術や地域の強みを生かし、産業の振興が一層進み、地域が更に発展しています。千曲川や犀川といった大河川が流れ、急峻な地形と脆弱な地質を有し、豪雪地帯を抱える長野地域において、自然災害から住民の暮らしや中核的都市機能を守るため、防災・減災対策を進めます。気候変動リスクが低減された持続可能な地域を実現するため、脱炭素社会づくりを推進します。ハード面の取組を計画的に進める必要があります。・ 防災・減災に関する住民意識の向上や住民にわかりやすい広報などを進める必要があります。・ 連携中枢都市圏*による「2050年ゼロカーボン宣言」 や長野市のバイオマス*産業都市認定など、脱炭素に向けた機運が醸成されており、地域で連携した実践的取組の強化が必要です。支える道路網の整備・維持●脱炭素地域づくり・ 住宅への太陽光パネル設置の普及、農業用水や砂防堰堤を活用した小水力発電の推進、廃培地や食品廃棄物のエネルギー利活用の促進などによる再生可能エネルギーの生産量拡大

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