2 大規模地震・噴火・水害等の発生に備えた対策の充実・強化第6編地域計画松本地域 7 199国道158号狸平トンネル工事(松本市)黒沢川調節池の整備(安曇野市)(2021年度)(2021年度)(2027年度)(2027年度)災害時住民主導型警戒避難体制構築のための地区防災マップ作成地区数[過去の実績を考慮し目標を設定]2014〜2018年度の点検で緊急又は早期に対策が必要と確認された橋梁のうち修繕等の措置が完了した割合[修繕等の措置がすべて完了することを目標に設定]I 取組内容●防災意識や災害対応能力の向上・ 豪雨や地震、火山噴火等の自然災害に対して、起こりうる被害を住民自身が想定し、自主的に行動できるよう、講演会やワークショップ等による防災教育や学習機会を創出するとともに、災害リスクに対応した実践的な防災訓練の実施等を支援松本地域の住民や市村等が一体となって、大規模地震等の災害の発生に備えた対策に万全を期し、安全・安心を確保するための危機管理体制を構築します。I 現状と課題・ 牛伏寺断層を含む糸魚川−静岡構造線断層帯は、30年以内にM7.6程度の地震発生確率が14〜30%と全国主要活断層の中で最大です。また、当地域には活火山である焼岳・乗鞍岳があり、火山活動の活発化や、近年多発している豪雨等と合わせ、自然災害が広域的・激甚的・複合的に発生するおそれが高まっています。普段から防災・減災に対する県民意識を高め、地域社会全体で災害への備えを強化するための対策が急務となっています。・ 管内市村における避難行動要支援者の個別避難計画*作成に対する支援や住宅の耐震化に向けた啓発等を実施・ 医療機関や医療従事者が偏在している状況を踏まえ、災害時の広域的な医療連携が円滑に行われるよう、管内市村による合同医療救護訓練等を支援●県土強■化の推進・ 乗鞍岳火山緊急減災対策砂防計画に基づく予防対策として、乗鞍岳火山砂防事業を実施・ 松本地域の河川や道路について、災害の発生に備えた流域治水*の取組や土砂災害対策、災害時における国道158号、国道403号といった管内道路の通行や■回道路の確保等、防災機能の強化に向けた整備を推進・ 国土強■化基本計画に基づく、防災・減災、国土強■化のための5か年加速化対策として、橋梁・トンネルをはじめとする管内の道路や河川等の施設について、予防保全型インフラメンテナンスへの転換に向けた老朽化対策を進めるとともに、山地災害危険地区等における治山事業、防災重点農業用ため池における耐震点検等を実施I 達成目標指 標 名地区防災マップ作成地区数(松本建設事務所、安曇野建設事務所、犀川砂防事務所調)緊急又は早期に対策が必要な橋梁における修繕等の措置完了率(松本建設事務所、安曇野建設事務所調)39地区現 状目 標65地区22%100%備 考
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