4 人口減少下における持続可能な地域づくり第6編地域計画木曽地域6 195信州木曽看護専門学校の吸引演習(木曽町)木曽川上下流交流(愛知県名古屋市と木祖村)(2017〜2021年度(2023〜2027年度累計)累計)新規学卒Uターン就職者や数年内の転出予定者などを除く県外からの転入者数[過去の移住者数を基に設定]I 現状と課題・ 生活の基盤となる医療、道路・交通、産業、教育、治安などを維持していくことが必要です。・ 木曽圏域は、県内で最も人口減少、少子高齢化が進んでおり、産業に必要な人材の確保が急務です。 I 取組内容●医療・ 木曽病院の機能を堅持するため、信州大学や信州木曽看護専門学校等との連携による医療従事者の確保に引き続き努めるとともに、木曽圏域内外の医療連携を進めつつ、遠隔診療の導入や医療人材の広域的確保等の取組を支援し、質の高い医療提供体制を確保I 達成目標住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、生活・産業活動基盤の維持、確保を図ります。また、地域の活力を維持するための取組が求められています。●道路、交通・国道19号の整備及び安全対策の促進・東西の交流を支える国道256号、国道361号の整備を推進・ 生活路線、観光誘客、災害時の■回路等多くの機能を持つ木曽川右岸道路、姥神峠道路の整備を推進・ 「木曽地域公共交通活性化協議会」における地域公共交通についての対策を促進●産業人材の確保・ 郡内2高校の生徒等に対して、地元で働くことの意義や、商工業、建設業をはじめ、地元企業等への理解を深める機会を創出することにより地域就業を促進・ 木曽の特色ある農業と食文化(「すんき」、「木曽牛」等)を次世代に継承していく新規就農者、女性農業者、移住者、定年帰農者など多様な担い手の確保・育成・ 子どものうちから「木曽らしさ(自然、歴史・文化など)」の学びを促進●ブランディング等の推進・ 地域の良さを明確にし、磨き上げることで地域の価値やイメージを高めて定住や移住を促進するなど、地域が一体となったブランディングへの取組・ 中京圏との木曽川上下流交流により、自治体を含めた学校や経済交流を一層促進するなど地域を活性化・ 地域のスポーツとして定着している「相撲」を核に、様々なスポーツ活動やイベント等と連携し、スポーツと健康をキーワードに地域づくりを推進●広域連携の推進・ 人口減少下における持続可能な地域づくりを進めるため、「木曽広域自立圏連携ビジョン」等に基づき、県、町村、広域連合が連携した取組を推進指 標 名移住者数(企画振興部調)現 状178人目 標250人備 考
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