計画書(全体版)
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第6編地域計画5 南信州地域188市田柿主伐木の伐採(2021年度)(2027年度)管内観光地内で観光旅行者が支出した宿泊費、交通費、飲食費等の総計[コロナ前水準(2015〜2019年平均)を参考に目標を設定]日本なしの樹体ジョイント仕立て栽培技術の導入面積[毎年1haの増加を目標に設定]建築・チップ用等に使用される木材(丸太等)の生産量[毎年2割増を目標に設定]I 達成目標4 安全・安心に暮らすことができる住みやすい地域づくり       ●地域の特性を活かし、皆があこがれる農業の実践・ 市田柿の新たな栽培者等への農地情報の提供による円滑な樹園地継承と「市田柿」の名称を知的財産として保護する地理的表示(GI)保護制度*を活用した海外でのブランド強化による輸出促進・ JA等が参画する日本なし産地再生プロジェクトにより、担い手確保、新たな技術の導入及び園地の整備等に取り組み、稼げる産地の再構築を推進・ 地域の特徴を踏まえた就農作戦会議や研修事業等により、地域農業をリードする担い手の確保・育成強化と農福連携*等による多様な支え手の確保を推進・ 有機農業等の持続可能な農業の推進及び教育現場、飲食店関係者などとの連携による食育活動とあわせたエシカル消費*の促進・ 地域の話し合いにより、しあわせでゆたかな暮らしを実現する地域農業の将来像を明確化するとともに、地域ぐるみの共同活動を推進●地域資源のフル活用を目指した林業・林産業への転換・ 成熟した森林資源の主伐を進め、伐採跡地に新たな森を育てることで、持続的に木材資源を活用するとともに、二酸化炭素吸収機能を回復・ 地域の急峻な地形条件に適し、素材の生産効率が高い最新の架線集材*を基軸とした林業を普及するため、架線系作業システムの人材育成を推進・ 再造林*を確実に果たし、「国内外から選ばれる木材生産地」となるため、ニホンジカ個体数管理等の獣害対策を推進・ 地域課題である放置竹林や農林業被害を及ぼすニホンジカの増加を抑制し、自然環境のバランスを回復するために、竹やシカを持続可能な資源に転じ活用する仕組みづくりを促進指 標 名観光地消費額観光地利用者統計(観光部)日本なしの早期多収省力栽培技術導入面積果樹振興計画調査(農政部)素材(木材)生産量木材流通調査(林務部)地域の生活を支える医師をはじめとした医療・福祉・介護人材の確保に努めます。また、災害に強い基盤整備や地域防災体制の強化を着実に進め、誰もが安全に安心して暮らすことができる住みやすい地域づくりを進めます。65.4億円(2021年)30,527㎥(2020年)現 状目 標100.0億円(2027年)4.6ha10.0ha60,000㎥(2026年)備 考

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