3 地域資源や特性を活かし地域を支える産業振興 第6編地域計画 南信州地域5 187(2021年度)ゼロカーボンイベントや勉強会等に参加した合計延べ人数[毎年1割増を目標に設定]南信州民俗芸能パートナー企業制度の登録企業による民俗芸能団体等への年間当たり支援数[登録企業数の増加等から目標を設定]1 出典:長野県工業統計調査(2019年) 2 出典:長野県観光地利用者統計調査(2021年)3 出典:農林水産省農林業センサス(2020年) 南信州シードルI 達成目標I 現状と課題・ 製造業における粗付加価値額が過去10年のピーク時(2015年)から5%以上減少しており1、独自の技術開発や革新的な発想により付加価値の高い製品を生み出すなど、足腰の強い産業基盤の形成が必要です。・ 観光素材は数多くあるものの、観光地消費額の県内シェアは3.6%に留まっており2、地域の強みを存分にI 取組内容●新時代に対応する産業振興の推進・ 次世代の航空機システムやモビリティ分野に求められる電動化・軽量化技術の研究開発や人材育成等を南指 標 名ゼロカーボンイベント等参加者数(南信州地域振興局調)南信州民俗芸能パートナー企業による支援数(南信州地域振興局調)AI*(人工知能)・ロボットなどの活用により産業のDX*を浸透させる取組や地域の強みを活かした観光コンテンツの磨き上げを支援します。また、市田柿や日本なし等競争力の強い果樹産地づくり、成熟期を迎えた人工林の主伐・再造林*を推進します。活用して域内での消費につながる観光コンテンツの造成が必要です。・ 直近5年間で195名の新規就農者がいるものの、農業経営体は19.2%減少している3ことから、担い手の確保・育成強化が課題となっており、皆があこがれる農業の実践が求められています。・ 外国産木材の価格高騰や品不足に伴い、国内産木材の需要が増加していることから、伐採期に入った豊富な森林資源の利活用に向け、林業の生産性向上が課題となっています。信州・飯田産業センターと連携して支援・ DX*の推進により経営改革を図り、事業体質を抜本的に見直すなど、持続可能な企業体への体質改善を支援●地域の強みを活かした観光コンテンツと受入環境の充実・ 里山の資源を活用した体験型コンテンツの研究と、その事業化に向けた取組の支援・ サイクルツーリズムの取組を支援するため、ルート設定等の促進や案内看板等の整備を推進・ 信州の南の玄関口(ゲートウェイ)から域内観光地への周遊性を高めるため沿道環境整備等を推進・南信州シードルのブランド化を進め、シードル産地としての認知度向上等の取組を支援10,400人(2021年度)92支援現 状目 標18,400人(2027年度)300支援(2027年度)備 考
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