計画書(全体版)
173/302

4 持続可能な脱炭素社会の地域づくり 第6編地域計画2 上田地域165次世代森林を育成する植林活動(上田市)導入に向け実証実験が進むシェアサイクル(上田市)農業用ため池を活用した太陽光発電施設(上田市)(2021年度)(2027年度)10kW未満の太陽光発電設備設置件数[県ゼロカーボン戦略の目標値にあわせて設定]民有林において伐採地等に植栽をした面積[県造林目標面積を基に設定]I 取組内容●持続可能な脱炭素社会に向けた取組の推進・ 屋根太陽光や、地域の未利用木材等を使用したバイオマス発電*など、I 達成目標県内有数の日照率の高さを活かした屋根太陽光をはじめ、多様な再生可能エネルギーが普及・拡大する先進的な地域を目指し、脱炭素社会への変革に結びつく取組を市町村や地域で活動する団体と連携して推進します。I 現状と課題・ 屋根太陽光、農業用ため池の水面設置の太陽光発電、未利用木材使用のバイオマス発電*、菅平ダムに建設中の農業用水を利用した小水力発電など、地域に多様な再生可能エネルギーがあります。・ 木材は森林が吸収した炭素を大気中に放出することなく貯蔵していることから、木材の利用は地球温暖化防止につながることが近年注目されています。・二酸化炭素の吸収力が低下した高齢期の森林の若返りが求められています。・ 地域全体で脱炭素社会を実現するため、地域で暮らす一人ひとりが自分ごととしてゼロカーボンに取り組む行動変容が求められています。多様な再生可能エネルギーの普及・拡大を促進・ 製造業をはじめ、農林業においても省エネ性能の高い設備や機器の導入を支援・ 地域産木材の積極的な利用と主伐・再造林*による次世代森林の育成を促進・ 自家用車に頼らないコンパクトなまちづくりを推進するため、新たなサービスの導入による公共交通の利便性向上や、シェアサイクルなど新たな交通手段を導入する市町村などの取組を支援・ 市町村や関係団体と連携し、信州環境カレッジ*やゼロカーボン社会共創プラットフォーム(くらしふと信州)*を活用してゼロカーボンの学びを促進することにより、自分ごととしてゼロカーボンに取り組む意識を醸成指 標 名住宅太陽光発電設置件数(累計)再生可能エネルギー電気の利用の促進に関する特別措置法情報公表用ウェブサイト(経済産業省)民有林における造林面積(林務部調)5,755件(2021年度)34.3ha現 状目 標10,300件(2027年度)60ha備 考

元のページ  ../index.html#173

このブックを見る