計画書(全体版)
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1 上田地域の魅力の向上と発信による人を惹きつける観光地域づくり第6編地域計画2 上田地域160日本遺産の構成文化財「生島足島神社」(上田市)上田城跡(上田市)旧北国街道海野宿(東御市)地域のめざす姿多彩な魅力で人を惹きつけ、暮らしやすさを実感し、脱炭素社会をリードする上田地域地域重点政策I 取組内容●地域と一体となった観光需要の回復・ スポーツ合宿の聖地である菅平高原の施設や、湯の丸高原に整備されたアスリート志向の高地トレーニン・ 多彩な観光資源と歴史や文化に愛着と魅力を感じ、国内外から多くの人々が訪れ、交流と賑わいが生み出されています。・ 地域に根差した製造業やワイン産業など、地域ならではの産業が集積し、キラリと光る企業が若者や女性などを惹きつけ、多様な働く場所にあふれています。・ 住む人が住み慣れた地に誇りと愛着を持ち、安心して暮らし続けています。また、この地域の暮らしに多くの人々が憧れ、移住する人が増えています。・ 気候条件を生かした多様な再生可能エネルギーの利活用が広まり、脱炭素社会の実現に向け、地域が一体となって取り組んでいます。地域の歴史や自然環境から生まれた多くの観光資源やスポーツ合宿の適地としての特色を効果的に発信し、コロナ禍で打撃を受けた観光需要の回復を図るとともに、観光客に選ばれる、魅力ある観光地域づくりを進めます。I 現状と課題・ 国宝の安楽寺八角三重塔や大法寺三重塔、別所温泉をはじめとする温泉地、上田城下町・中山道・北国街道の旧宿場町などの歴史的な街並み、塩田平に点在するため池群の美しい風景やワイナリーなど、多くの観光資源を有しています。・ 文化・伝統を伝えるストーリーとして、上田市ではレイライン(夏至の朝、太陽が日の出の際に地上につくる光の線)がつなぐ「太陽と大地の聖地」信州上田・塩田平の歴史・文化財が、長和町では黒耀石原産地遺跡などが日本遺産*に認定されています。・ コロナ禍で落ち込んだ観光消費を回復するために、地域が一体となり、個々の観光資源の特長・強み・魅力などを最大限生かしていくことが必要です。・ 上田地域を訪れる観光客は全県と比較すると、県内客や日帰り客が多い傾向にあることから、宿泊地として魅力ある観光地域づくりを進めていくことが必要です。グ施設を活用した観光地域づくりの取組を市や地元観光協会と連携して推進

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