計画書(全体版)
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第5編新時代創造プロジェクト145コラム銀座NAGANOでの意見交換の様子信州大学での意見交換合同の施策提言発表会より良い長野県の実現に向けて次世代の声を届けよう!― 県内大学生からの施策提言 ―首都圏在住の若者から見た長野県の魅力とは?― 首都圏在住の若者との意見交換会 ―今後の県づくりの方向性を、長野県に関わる方々と共に考え、共有し、実行する計画としたいという思いのもと、世代や地域を超え、ワークショップやプロジェクトなど様々な形で県民の皆さんとの意見交換を実施しました。その中から特に、4つの取組についてご紹介します。まずご紹介するのは、長野県立大学・信州大学とタイアップし、大学生ならではの柔軟な発想で新たな施策を提言するプロジェクトを実施しました。令和4年4月から8月までの約5か月間、長野県立大学からはグローバルマネジメント学部の1年生から4年生までの64名が、信州大学からは経法学部の1年生から4年生までの19名がこのプロジェクトに参加しました。長野県立大学のグループでは、身近に感じる社会情勢の変化や、県の関係部署へのヒアリングなどをもとにグループでの探求を深めました。一方、信州大学のグループでは、まちづくり・観光・産業・環境の業務に関わる県の若手職員とのディスカッションをもとに、未来の姿から現在必要な施策を検討する手法を用いて探求を深めました。令和4年8月10日に行われた両大学合同の施策提言発表会では、働き方の多様化が進む将来を見据え、複数の拠点を持つ流動的な暮らしに焦点を当てた施策や、リニア中央新幹線の開通に向け、県内への波及効果を促すための取組としてMaaS*の活用や様々な交通関係事業者の誘致施策など、多彩な施策が提言されました。今回参加した学生の皆さんはいわゆる“Z世代*”。デジタルネイティブ世代であり、東日本大震災後の社会の影響などにより、社会課題に関心の高いことやコミュニケーション・つながりを重視する世代とも言われています。施策提言の内容にも、デジタルを活用した提案や、地域とのつながりを意識した提案が多数含まれていました。そうした若い世代の皆さんのアイデア・発想は、施策の検討のほか様々な形で活用されました。2番目に紹介するのは、「首都圏在住の若者との意見交換会」(R4.5月)です。銀座NAGANOで実施した意見交換には、東京、埼玉などにお住まいの20〜30歳の11名の方々が参加し、「若者が活動したいと思う地域を選ぶ基準」や、「長野県が若者に選ばれるために必要なこと」について多くの意見が交わされました。若者が活動したい地域の選び方については、「若者を部外者扱いせず、若者の意見を本気で取り入れてくれるか」「いきなり移住ではなく、まずは関係人口として関わることができる余地があるか」などの意見が出されました。また、長野県が若者に選ばれるために必要なことについては、辰野町を例に「人が人を呼ぶ循環があること」、「チャンスやチャレンジしやすい環境があること」、「若者がオシャレにリノベーション*した店舗などが、人を呼び込む好循環を生んでいること」などの意見が出され、地域住民も含めた人間的なつながりやフラットな関係性が重要であることが共有されました。これらのご意見は特に、第4編「施策の総合的展開 3-1 住む人も訪れる人も快適な空間をつくる」において、つながり人口*の創出・拡大に向けた施策に活用されています。県民の皆さんとの意見交換

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