計画書(全体版)
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第5編新時代創造プロジェクト131【ゼロカーボンの目指す姿】(信州ゼロカーボンBOOKより)小水力発電 地域と調和した太陽光発電ゼロエネ住宅(ZEH)電気自動車(EV)屋根ソーラー初期費用ゼロ円モデル多様な地域でエネルギー自立を実現 EVスタンドI プロジェクトの方向性○ ゼロカーボン社会共創プラットフォーム(くらしふと信州)*においてあらゆる主体との新たな共創を実現し、県民・事業者・地域と共に、制度や事業モデルの創出といったあらゆる手段を駆使して、ゼロカーボン化の取組を加速します。I リーディングアクション例◆ 住宅・事業所等の新築建物における省エネルギー化や再エネ設備導入を推進するため、屋根ソーラーの設置について早期の義務化を検討するとともに、ZEH*水準をはじめとする高い省エネ水準への適合についても、改正建築物省エネ法が施行される2025年度以降のできるだけ早期の義務化を検討◆ 既存の建物を含め屋根ソーラーの普及を大きく加速するため、産学官金など多様な主体の連携により「長野県版初期費用ゼロ円ソーラーモデル」を構築◆ 地域と調和し、エネルギー自立やレジリエンス強化にも資する再エネ事業を推進するため、促進区域制度とオフサイトPPA*等を活用した信州らしい太陽光発電事業のモデルを創出し、地域・需要家・発電事業者の「三方良し」でのゼロカーボン化を推進◆ 小水力発電についても事業化を円滑・加速化するため、県と地域が計画段階から一体となって、事業地調整から発電事業者との合意形成まで取り組む「地域参画型小水力発電事業モデル」を実施するとともに、市町村や土地改良区の電源開発を調査から建設、管理まで企業局のノウハウを活かして支援◆ 地域の脱炭素化と経済発展の両立を実現・加速するため、再エネで地域のエネルギー需要量を賄い地域内経済循環*を生み出す「エネルギー自立地域」を、ハード・ソフトの両面から積極的に支援しつつ、市町村と共に創出

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