第4編施策の総合的展開第2章 施策の総合的展開 5誰もが主体的に学ぶことができる環境をつくる120特別支援学校におけるVRゴーグルを用いた学びの研修信州自然留学(山村留学) ○ 通級による指導*を必要とする児童生徒の学びの場の保障や、特別支援学校に在籍する児童生徒の副次的な学籍*の取組等により、連続性のある多様な学びの場を一層充実○ 特別支援学校の施設整備の推進により、幼児児童生徒の可能性が最大限伸びる学びや、共生社会の実現に向けた協働的な学びを支えるための環境を整備○ 特別支援学校において、全県で子どもの豊かな育ちに向けたポジティブな行動支援を展開することにより、行動面に困難のある児童生徒への支援を充実○ 特別支援学校において、アート等多彩な学びの充実により、一人ひとりの自立と社会参加を促進○ 特別支援学校において、就労コーディネーターによるマッチング支援、企業等と連携した現場実習の拡充、技能検定の充実等により、生徒の働く力を育成○ 児童生徒等の心のケアを行うスクールカウンセラー*や、いじめ・不登校等の背景にある家庭的な問題に対応するスクールソーシャルワーカー*の体制充実を検討し、いじめや不登校など、学校における様々な悩み、問題へ迅速かつ適切に対応できる体制を整備◆多様な学びの場の充実○ 民間企業等と連携したサマースクール*の活用や開催促進により、子どもたちの多様な興味関心などに対応する学校外の学びの機会を県内各地で創出○ 不登校児童生徒の多様な「学びの場」を確保し、フリースクールと学校との連携体制を強化するため、「信州型フリースクール*」を認証し支援○ 学校以外の学びの場(フリースクール、教育支援センター*等)との連携を強化することにより、子どもたちの多様な学びの場を確保、充実○ 学齢期を経過した者の教育機会の確保や、不登校児童生徒がより柔軟に学ぶことができる場の充実のため、現在県内に設置されていない夜間中学及び不登校特例校*の設置について検討○ タブレット端末等を活用することにより、不登校児童生徒へのそれぞれの居場所における、多様な学習支援を実施○ ICT*(情報通信技術)機器を活用し、県立高校に在籍する長期入院生徒へのオンライン学習支援を実施することにより、療養中の学びを保障○ 遠隔教育をより促進するため、遠隔教育特例校制度*について、都道府県の判断で柔軟に実施できるよう制度を見直すことや、遠隔教育推進のための人的・財政的支援を充実することを国へ提言○ 子どもたちが主体的に学ぶことができる動画等の教育関連情報を発信することにより、学びの場を整備○ 信州自然留学(山村留学)推進協議会の設置、情報発信の強化などにより、豊かな自然環境や地域の様々な資源を活かした多様な学びの場である信州自然留学(山村留学)の取組を推進
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