計画書(全体版)
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第4編施策の総合的展開第2章 施策の総合的展開 5誰もが主体的に学ぶことができる環境をつくる I 施策の展開◆個々の可能性を伸長する高校教育の充実○ 「新たな社会を創造する力」を学びの中で培うため、「新たな学びの推進」と「再編・整備計画」を改革117海外留学支援事業(信州つばさプロジェクト) I 現状と課題・ 社会情勢が大きく変動する中、新しい価値やより良い社会を創造する力を育むことが求められており、そのためには、自ら問いを立て、チームで協働しながら解を見つけていく「探究的な学び」の更なる充実と、児童生徒一人ひとりにとって個別最適な学びや進路選択を実現できるよう、学校の魅力化・特色化が必要です。・ 子どもたちが未来社会を切り拓くための資質能力を、幼児期から一貫して育むために、幼保小接続の重要性の認識が進んでおり、幼児期に育まれた探究心等を小学校の学びへつなぐための望ましい連携・接続のあり方の検討と、探究心をより伸ばしていくためのきめ細かな教育環境の整備が必要です。・ 急速に変化する社会においては、多様なニーズに応じた特色ある学びを提供することが必要なため、私立学校の振興や自然保育等の更なる充実に取り組む必要があります。・ 教職員が児童生徒の探究的な学びに伴走支援できるよう、研修の充実等や専門性を持った多様な教職員集団の形成、業務負担の軽減が必要です。の両輪とした「高校改革〜夢に挑戦する学び〜」を、県立高校において推進○ 高校再編に伴い発生する空き校舎や土地については、地域の意向を踏まえ、有効利用を検討○ 学校独自の教育を展開できる環境の整備や、生徒の主体的で多様な科目選択の実現、特徴的な学科等における生徒の全国募集、学生寮の設置等を検討し、高校改革を推進○ 生徒や地域の期待に応える魅力ある県立高校とするため、有識者や様々な立場の方々から幅広く意見などを求める懇談会を開催○ 県立高校において、オンライン授業を活用した単位認定の手法について研究することにより、生徒一人ひとりの希望に応じた学びの選択肢を充実○ 生徒の科学的な探究能力等を培うスーパーサイエンスハイスクール(SSH)*などの理数・科学教育や、世界で活躍できる資質・能力を育成するワールド・ワイド・ラーニング(WWL)*、外国語教育の充実、海外留学支援等の普及促進により、STEAM教育*等の各教科等横断的な学習を推進し、生徒の地域や世界に貢献する力を育成○ キャリアデザイン力育成や、アントレプレナーシップ*(起業家精神)の醸成、金融教育の充実、各種資格の取得促進など、社会的・職業的自立に向けた系統的、体系的なキャリア教育*を推進◆幼児期に育まれた好奇心や探究心をより伸ばしていく義務教育の実現○ 信州幼児教育支援センター*の取組促進により、幼保小の連携強化、接続を充実○ 現在の30人規模学級の更なる少人数化を検討し、多様な児童生徒にきめ細かに対応できる学びの環境を整備○ キャリアデザイン力育成や、アントレプレナーシップ*(起業家精神)の醸成、金融教育の充実、各種資格の取得促進など、社会的・職業的自立に向けた系統的、体系的なキャリア教育*を推進

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