計画書(全体版)
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第4編施策の総合的展開第2章 施策の総合的展開 4 誰にでも居場所と出番がある社会をつくる113(2019年度)(2019年度)元気高齢者(65歳以上の高齢者のうち、要介護・要支援認定を受けていない人)のうち「生きがい」を感じている人の割合[近年減少が続いていることから、増加させることを目標に設定]※2026年度以降の目標は、次期長野県高齢者プランの策定にあわせて設定予定従業員21人以上の企業のうち70歳以上まで働ける制度のある企業の割合[現在65歳以上の労働者が5年後も働き続けるために必要と想定される企業割合を目標に設定]長野県シニア大学卒業生が半年後に社会参加活動(ボランティア・市民活動・NPO活動・就労・起業等)をしている割合[現状の水準を上昇させる目標を設定]I 達成目標I 現状と課題・ コロナ禍で様々な活動が滞り、シニアの孤立化・孤独化が顕著となる中、地域などとのつながりづくりやシニア世代のフレイル*予防が必要です。また、定年退職後のシニアの居場所を作るため、現役世代から今後の人生について考えるきっかけを作ることが必要です。I 施策の展開◆シニア世代の社会参加の促進○ シニア活動推進コーディネーター*による、広域的かつ多様な主体との連携体制(プラットフォーム)の4−5 高齢者の活躍を支援する高齢者の活躍の支援【めざす姿】 シニア世代が培ってきた豊富な知識や経験を生かし、生きがいを持って地域社会の一員として活躍しています。指標名生きがいを持って生活している元気高齢者の割合元気高齢者等実態調査(健康福祉部)70歳以上まで働ける制度のある企業の割合長野県の「高年齢者雇用状況等報告」集計結果(長野労働局)長野県シニア大学卒業後の社会参加活動実施率長野県シニア大学卒業者動向調査(長野県長寿社会開発センター)構築支援や研修の実施により、シニア世代と退職後を見据えた現役世代の就業・社会参加活動を促進○ 社会奉仕・相互扶助などを行う老人クラブ活動への支援等を通じ、高齢者による地域づくりを促進○ シニア大学の運営や信州ねんりんピックの開催などにより、高齢者の活躍の場を拡げる取組を支援○ シニア大学と連携した生きがい就業をテーマとする講座の開催等により、高齢者の就業を促進するとともに、就業ニーズを踏まえた就業機会を創出・拡大○ 市町村・JAなどとの連携による栽培講座の開催等を通じ、定年帰農などシニア世代の就農や、農ある暮らし*を促進○ フレイル*・オーラルフレイル*対策を推進するため、専門職の派遣や市町村の先進事例の横展開などにより市町村の取組を支援現 状60.1%44.6%(2022年)63.1%目 標現状以上(2025年度)64.7%(2027年)現状以上(2026年度)備 考

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