計画書(全体版)
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第4編施策の総合的展開第2章 施策の総合的展開 3 快適でゆとりのある社会生活を創造する96(2021年度)(2027年度)過去1年間に美術や音楽などの創作・鑑賞を行った県民の割合[現状の水準を上昇させる目標を設定]信州アーツカウンシル*が支援する団体数[毎年度40団体程度の増加を目標に設定]I 達成目標I 現状と課題・ 新型コロナウイルス感染症の拡大により、文化芸術の持つ価値が再認識された一方、アーティストの発信機会の充実や文化芸術団体の担い手の確保が課題となっており、ハード・ソフト両面の資源を活用し、文化芸術活動の活性化を図っていく必要があります。I 施策の展開◆文化芸術活動の創造力・発信力の向上○ 信州アーツカウンシル*による文化芸術活動への支援の強化や連携・協働団体の拡大により、地域の文化3−2 文化、スポーツの振興などゆとりある暮らしを創造する        文化芸術の振興と文化芸術の力の様々な分野への活用【めざす姿】 県民が生活の様々な場面で文化芸術に親しみ、心豊かに暮らすとともに、文化芸術の力が様々な分野に活用されています。★指標名文化芸術活動に参加した人の割合(県民文化部調)信州アーツカウンシルの支援等団体数(県民文化部調)・ コロナ禍によるリアルな体験活動が減少する中、デジタルの力も活用し、誰もが等しく地域の歴史や文化芸術に親しむ機会を充実するとともに、長野県の特色ある伝統文化の営みを未来へ確実に継承していく取組が必要です。・ 人口減少の進行や地方分散の動き、持続可能な社会へ向けた対応など社会の変化が進む中、教育・福祉・観光・まちづくりや、地域課題の解決、世代や文化の違いを超えた交流など、様々な領域に文化芸術の力を生かしていく必要があります。芸術活動の発展を推進○ 県立美術館においてスクールプログラムや子ども・親子を対象にしたプログラムを充実し、美術作品等を介した感性を養う機会を拡大○ 県立美術館において交流展の開催等を通じた県内の各地域・美術館との連携を推進○ 県ゆかりのアーティストを発信し文化施設等での発表の場を提供するとともに、学校や福祉施設等へのアウトリーチ*の支援により、活動の機会を創出○ 多様な主体・地域とつながる機会や場づくりを検討することで、高齢化が進む県内の文化芸術団体の活動の継続を支援◆歴史や文化芸術に興味関心をもつタッチポイントの充実○ 県立図書館が運用する地域情報資源のポータルサイト「信州ナレッジスクエア*」を活用し、県立図書館、県立歴史館、美術館等の資料・収蔵品のデジタル化、オープン化を進めることにより、県民が地域の歴史や文化芸術にアクセスしやすい環境を充実現 状76.3%165団体(2022年度)※見込み目 標80%350団体(2027年度)備 考

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